こんばんは!先日、会社でICカードリーダー機器の入替えがありました。それに伴なってソフトウェアのアンインストールが必要になりました。
遠隔でソフトウェアをアンインストールする方法を調べてみたところ、ソフトウェアを指定してアンインストールする方法を探したので備忘録です。
ソフトウェアではなくWindowsの更新プログラムのアンインストール方法が知りたい方は下記の記事を確認ください。
目次
ソフトのサイレントアンインストール バッチ作成方法
パソコンにインストールされているソフトウェアは下記の方法で確認できます。
①「Windows」キー + 「R」キー を押してファイル名を指定して実行を開きます。appwiz.cplと打ち「Enter」キーを押しましょう!
②下記の「プログラムと機能」画面が開きます。今回は「秀丸エディタ」をバッチファイルで削除したいと思います。
③「Windows」キー + 「R」キー を押してファイル名を指定して実行を開きます。regeditと打ち「Enter」キーを押しましょう!
④レジストリエディターが開きます。
⑤32bit環境ソフトウェアの場合はこの中にあります。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
⑥uninstallフォルダ内の一覧から選択して右ペインの「Display Name」でソフトウェアを判断します。
⑦目的のソフトウェアを見つけたら「Uninstall String」をダブルクリックして開きます。値のデータ記述されているコマンドを実行するとアンインストールできます。秀丸エディタの例だとC:Program Files¥Hidemaru¥hmsetup.exe /R のコマンドになります。
⑧コマンドを実行します。空白がある場合は下記のようにダブルクォーテーションでファイルパスを囲みます。
”C:Program Files¥Hidemaru¥hmsetup.exe” /R
⑨アンインストール確認画面が開くので「はい」をクリックします。
⑩アンインストールが完了したので「OK」を押して完了です。
ソフトをサイレントアンインストールする場合
ソフトで確認画面を表示せずサイレントアンインストールする方法をご紹介します。業務中に画面上に確認画面が表示されてしまうとビックリしてしまう社員もいるかと思います。
例えば、会議中などでパソコンを使用している時にアンインストール確認画面が表示されてしまったら困ってしまいます。確認例では「7-ZIP」というソフトウェアをサイレントアンインストールします。
①レジストリで「QuietUninstallString」があるソフトウェアの場合は下記のコマンドを実行するとサイレントアンインストールができます。
②上記のQuietUninstallStringの値のデータのコマンドを打ちます。しばらくするとプロンプトが戻ってきてアンインストールが完了します。
アンインストール バッチファイル作成方法
バッチファイルとして作成することでワンクリックで実行が可能となります。更にSKYなどのソフト「SKYMENU」「SKYSEA」「SKYMEC」などと組み合わせればソフトウェアの配布が容易に可能になります。
①バッチファイルとして作成するには、メモ帳にアンインストールコマンドを貼り付けて拡張子を.batで保存するのみです。
番外編 Psツールを作成して実行
マイクロソフト社のPsToolsを使用することでリモートのパソコンに実行したり、管理者権限で実行が可能になります。PStoolsはダウンロードしてインストールしないとコマンドが有効になりません。無料でダウンロードが出来てインストール可能なので是非入れておきましょう!
ソフトのアンインストール バッチ作成方法 まとめ
下記が簡単なまとめになります。是非、応用していって使用してみてください。
- レジストリのuninstallから対象ソフトを探す
- Uninstall Stringのコマンドでアンインストール可能
- QuietUninstallStringのコマンドでサイレントアンインストール可能
- バッチファイルにするとクリックのみでアンインストール可能
- SKYのソフトウェアと組み合わせると非常に便利
- PsToolsで様々な応用が可能
それではー!