こんばんは!今回受験するIPAの情報処理安全確保支援士試験の出題傾向についてまとめてみました。
午前問題 対策について
午前試験では、午前Ⅰと午前Ⅱともに過去3回~8回前の問題が再出題されやすい傾向があります。直近1年間(過去2回分)の問題は再出題されないとされています。
したがって、2025年4月20日の試験に向けては、以下の過去問題を重点的に学習することが効果的です。
対象となる過去問題(再出題されやすい)
- 令和5年春期(2023年4月実施)
- 令和4年秋期(2022年10月実施)
- 令和4年春期(2022年4月実施)
- 令和3年秋期(2021年10月実施)
- 令和3年春期(2021年4月実施)
- 令和2年秋期(2020年10月実施)
これらの過去問題を繰り返し解くことで、午前試験の対策に効果的です。特に、問題の解説を読み込むことで、理解を深めることができます。過去問演習には、以下のようなWeb問題集を活用すると便利です。
- 情報処理安全確保支援士過去問道場
- 情報処理安全確保支援士ドットコム
このサイトでは、過去問題をランダムに出題し、解説付きで学習できます。スキマ時間を活用して、効率的に過去問演習に取り組むことができます。
なお、直近1年間の問題(令和6年春期・秋期)は再出題されないとされていますので、これらの問題は参考程度に留め、重点的な学習は避けると良いでしょう。
午後問題 対策について
情報処理安全確保支援士試験(SC)の午後試験は、実務的な読解力とセキュリティ知識を問う記述式の事例問題です。以下に、出題傾向、再出題の傾向、効果的な対策方法をまとめました。
午後試験の概要
- 出題数:4問中2問を選択解答
- 試験時間:150分
- 合格基準:60点以上
- 形式:長文の事例問題+記述式の設問
出題傾向
- 標的型攻撃(例:メール経由の攻撃)
- Webアプリケーションの脆弱性(例:SQLインジェクション、XSS)
- スマートフォンや組込み機器のセキュリティ
- クラウドサービスの認証連携
- インシデント対応(例:ログ分析、対応手順)
特に近年は、認証技術に関する問題が頻繁に出題されています 。また、APIセキュリティやWebセキュリティ、サイバー攻撃への対策なども注目されています 。
再出題の傾向
午後問題においても、過去の問題が再出題される傾向があります。具体的には、過去3回~8回前の問題が再度出題されることが多いとされています。ただし、直近1年間(過去2回分)の問題は再出題されない傾向があります 。
効果的な対策方法
- 過去問題の活用
過去3回~8回前(令和2年度秋~令和5年度春)の午後問題を重点的に解くことで、出題傾向や解答パターンを把握できます。
注記や図表の読み取りに注意し、設問に対する根拠を明確にする練習をしましょう。
- 問題選択の戦略
4問中2問を選択するため、自分の得意分野や解きやすいテーマを見極めることが重要です。試験本番では、問題選択に時間をかけすぎないよう、事前に選択基準を決めておくと良いでしょう 。 - 記述力の向上
午後問題は記述式のため、論理的かつ簡潔な文章で解答する練習が必要です。
模範解答を参考にしながら、自分の解答を見直すことで、記述力を高めましょう。
おすすめの学習リソース
『情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策』:午後問題の対策に特化した参考書で、解説も充実しています。
情報処理安全確保支援士試験 過去問道場:過去問題をオンラインで解くことができ、解説も確認できます。
午後試験は、知識だけでなく読解力や記述力も求められるため、過去問題の演習を通じて実践力を養うことが合格への近道です。
よかったら過去記事も見てみてください。
