ActiveDirectory ・・・略称でAD(エーディー)と呼ばれるこのサーバー聞いたことありませんか?実は、このAD(エーディー)と呼ばれるサーバーは、ほぼすべての会社や学校などの組織で使用されております。ログインする時はドメインに参加してWindowsにログインしている方がほとんどだと思います。
今回は、簡易的な設定のADサーバーのインストール方法から導入部分までを手順で紹介します。
目次
ActiveDirectory インストール構築方法
ActiveDirectoryとは?
ActiveDirectoryとはWindowsServerに設けられた機能の1つです。組織の規模が大きくなるにつれて管理するパソコンやユーザーが煩雑になっていきます。その多数の端末やユーザーを管理する仕組みがActiveDirectory です。ユーザー情報やパソコンを一元管理することでアクセス権やログイン情報が容易に管理できます。
- IDやパスワードの設定・管理ができる
- 端末やユーザーのログが確認できる
- リモート接続などで操作ができる
- ユーザー管理、端末管理に関する作業の負担が減らせる
- アクセス権などの設定が一括で容易にできる
- グループごとにアクセス権やポリシー制限ができる
ActiveDirectory インストール手順
WindowsServerの「機能の追加」でActiveDirectoryとドメインサービスを導入する手順です。 このインストール方法は私が物理サーバーにインストールするときのシンプルな手順です。この機能はWindowsServerでしか使えませんので前提条件としてWindowsServerインストールをしておきましょう!
①サーバーマネージャーを開く
②管理 > 役割と機能の追加
③開始する前に のページで 「次へ」をクリックする
④インストールの種類の選択で 「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して「次へ」をクリックする
⑤対象サーバーの選択 で そのまま「次へ」をクリック
⑥サーバーの役割の選択 で 「ActiveDirectoryドメインサービス」をクリックします。
⑦下記の画面が開くので「機能の追加」をクリック
⑧下記の画面で「ActiveDirectoryドメインサービス」にチェックがつきます。「次へ」をクリック
⑨そのまま「次へ」をクリック
⑩ActiveDirectoryドメインサービス画面でそのまま「次へ」をクリックします。
⑪インストールオプションの確認画面で □必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動するにチェックをつけます。
⑫下記の画面で「はい」をクリック
⑬「インストール」をクリックします。
⑭インストールの進行状況が表示されます。
⑮「閉じる」をクリックします。
ActiveDirectoryドメインサービスインストール まとめ
今回はActiveDirectoryドメインサービスのインストール手順を紹介しましたが、これだけではまだドメイン機能を十分に使用できません。
ドメインコントローラーへの昇格をしなければいけません。そのためには「DNSサーバーの追加」や「IPアドレス」の設定が必要になります。
また続きは次回書きます。
それではー!