こんばんは!今回はよく耳にするプログラミング言語Pythonについて調べてみました。Python(パイソン)とはどんなプログラミング言語でどうやって導入するかを調べてみました。
目次
Python(パイソン)とは? pythonの由来
Python(パイソン)という名前についてですが、Python(パイソン)とは日本語で「ニシキヘビ」を意味します。
プログラミング言語のpythonは1990年代初頭にオランダ人の開発者、グイド・ヴァンロッサムによって開発されたプログラミング言語です。
Pythonという名前とは、イギリスの芸人グループ「モンティ・パイソン」から名付けれらたそうです。
Pythonの特徴
プログラミング言語にはCやJava、COBOLなど沢山の言語がありますがPythonの特徴はなんでしょうか?
- プログラムが読みやすい
- 学習用として汎用的に活用されている
- 大手企業団体で使用されている
まず一番の特徴としてプログラムが読みやすいことと、一番初めに学ぶのにふさわしい言語と呼ばれます。アメリカの大学ではPythonをはじめに教える学校が7割を占めるそうです。
読みやすいということは「単純なプログラムしか書けないの?」と思われがちですが、Google、NASA、DropBoxなど世界的に有名な企業の団体で使用され高度な計算等で使われます。
Pythonはバージョンがいくつかありますが現在は3.9となっています。(2020年12月31日現在)
Pythonの実行環境構築
①Pythonの公式サイトにアクセスします。
②「Download」タブにマウスカーソルを載せるとプルダウン表示されるので「Python3.9.1」のバージョンをクリックしダウンロードします。
③ダウンロードしたインストーラーを実行します。Add Python3.9 to PATHのチェックボックスにチェックを入れます。その後、「Install Now」をクリックします。
④インストールが終了したら下記の「Setup was successful」画面が表示されるので「Close」をクリックして画面を閉じます。これでPythonのインストールが完了です。
Pythonプログラムの実行
Pythonをインストールした後は早速プログラムを起動したいところですが、実行方法として大きく分けて下記の3通りがあります。
- インタラクティブシェル機能(コマンドプロンプト)を使用して実行する方法
- テキストエディタなどで描いて保存しファイルをPythonコマンドに渡して実行する方法
- IDLE(Python用の統合開発環境)というPython付属のソフト使う方法
インタラクティブシェル機能(コマンドプロンプト)を使用して実行する方法
①Windowsコマンドプロンプトを開きます。
②Pythonと入力するとPythonの情報が読み込まれます。
③print(‘hello japan!!!’)と入力しEnterキーを押すと hello japan!!! と出力されます。
テキストエディタなどで描いて保存しファイルをPythonコマンドに渡して実行する方法
①メモ帳を開く > print(‘hello japan!!!’)と入力 > メモ帳を保存
②名前を付けて保存画面で下記のように指定し「保存」をします。(例:test.py)
- 「ファイル名」を〇〇.pyにする。
- 「ファイルの種類」をすべてのファイルを選択
- 「文字コード」をUTF-8
④コマンドプロンプトを新規で開き保存した〇〇.pyをドラッグ&ドロップし実行すると表示結果が出力されます。
IDLE(Python用の統合開発環境)というPython付属のソフト使う方法
IDELはPythonに標準で搭載されている開発環境アプリケーションです。コマンドプロンプトで実行するのと同様にIDLE上でもシェルを実行することが出来ます。その他、ファイルにPythonのプログラムを書き出しそれを実行することも可能です。
特徴は入力したPythonのプログラムが文法ごとに色分けして表示されます。この機能はシンタックスハイライトと呼ばれています。
プログラムを読み書きするときに見やすかったりスペルが間違っていた時に色が変わっていないことでエラーが見つけやすくなるメリットがあります。
1行ずつ実行する方法
①Windowsスタートメニューの「プログラムとファイルの検索」欄にIDLEと入力します。
②IDLEの初期画面が開きます。
③Print(‘helloworld’)と入力します > Enterを押すと hello world と表示結果が出力されます。
ファイルに書き出して実行する方法
①Windowsスタートメニューの「プログラムとファイルの検索」欄にIDLEと入力します。
②IDLEの初期画面が開きます。
③IDLEのメニューバーにある「File」から「NewFile」を選択
④Pythonのプログラムを書くための画面が新規作成されます。このファイルにPrint(‘hello’)と入力します。
⑤メニューバーにある「Run」から「Run Module」を選択します。
⑥下記のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
⑦ファイルに書いたプログラムの実行結果hello が表示されます。
Web上の開発環境で実行する方法
PythonはパソコンにインストールしなくてもWEB上の開発環境で出力結果が確認することが出来ます。代表的なサイトは下記のサイトになります。Python以外のプログラミング言語にも使用できるので覚えておいて損はないでしょう!
①codepadというサイトを利用。「Language」にPythonを選択し、表示されているテキストボックスにプログラムを書いて、「Submit」ボタンを押すと実行結果を確認できるというシンプルなサイトです。ただしPythonのバージョンが2.5と少し古いです。
②Paiza.ioというサイトにアクセスします。「コードを作成してみる」をクリックすると「Language」で様々なプログラミング言語が選択出来ます。ここでは「Python3」を選択しテキストボックスにプログラムを書き「実行」ボタンを押すことで実行結果を確認できます。Pythonの他に24言語に対応しています。
Atom エディタのインストール
その他のエディタの紹介です。WindowsやMACにはテキストファイルを作成するためのテキストエディタ(メモ帳)が用意されています。それを使ってプログラムを作るのも良いですがPython用のおすすめエディタとしてAtomエディタがあります。
Atomは、あのGitHub社が開発し公開しているプログラムを書くのに適したエディタです。Package(パッケージ)と呼ばれるさまざまな拡張機能をインストールして目的に応じたカスタマイズが出来ることから、近年人気を博しています。もちろん、プログラムだけではなくメモを書くのに使えます。
①Atomの公式サイトへアクセス > 「Download」をクリックしインストーラーを保存します。
保存されたインストーラーを実行するとセキュリティに関するダイアログ画面が表示されるかもしれませんが「続行」をクリックして次に進みます。
②インストーラーが起動すると、インストール中のアニメーションが表示されるのでしばらく待ちます。
④次のような画面が立ち上がればインストール完了です。
Python まとめ
簡単にですがPythonの歴史から導入部分までをご紹介しました。これからPythonを勉強し実用的なプログラムが作れたら良いかと思います。
今回、調べてみて一番の収穫はWEB上での開発環境の事でした。他のプログラミング言語も今まではパソコンにインストールし学んでいましたが、WEB開発環境があることで手間が省け気軽に試せることを知りました。
- Pythonをインストールしパソコン上で実行可能
- WEB上の開発環境を利用して実行
- Atomエディタ等のエディタをインストールし実行
Pythonについてはまた更新していきます。それではー!
良ければ過去記事も見てみてください↓