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cdaファイルとは?コピーしたCDが再生できない場合の備忘録

こんばんは!今日はCDのコピーについて解決に時間がかかってしまった時の備忘録を書いていきたいと思います。以前、CDの音楽ファイルをコピーしても音楽が聴けない事象がありました。拡張子を見るとcdaとなっていてこのファイルについて調べてみた時のメモです。

cdaファイルとは

市販の音楽CDをエクスプローラーなどで開くと、拡張子が.cdaとなっているファイルが表示されます。

CDAファイルは、CDディスク上の音楽トラックを指す形式です。CDAはCompact Disc Audioの略で、CDディスクに収録された音声データを示します。一般的に、CDから音楽を再生するために使用されるファイル形式で、CDプレーヤーやコンピュータ上のメディアプレーヤーがこれらのファイルを認識し、再生することができます。

CDAファイル自体は実際の音声データを含んでいません。cdaファイルはファイルサイズ1KBとなっており、音声ファイルそのものではなくCD内の音声トラック情報を記述してるindexファイルです。

代わりに、CD上の個々のトラックの位置や長さなどのメタデータ情報を保持しています。CD上の音声データは通常、WAV形式やMP3形式などの他の音声ファイル形式として実際に格納されています。

よってcdaファイルをそのままコピーしてもCD内の音声を再生することはできません。

cdaファイルの確認

1.市販CDを入れる > 対象CDドライブを右クリック > 開く

2.市販CDディスク上のファイルは*.cdaとなっている

3.この拡張子.cdaをコピーしても音声の再生はできません!そこでリッピングというパソコンに取り込み作業が必要になります。

リッピングとは?

リッピング(Ripping)とは、主に音楽CDやDVDなどのディスクメディアからデータを取り出すプロセスを指します。一般的に、音楽CDから音楽トラックを抽出してデジタルファイルとして保存することが最もよく知られています。

音楽CDから音楽をリッピングする場合、CDドライブを使用してCDをコンピュータに接続し、リッピングソフトウェアを使ってCDから音楽ファイル(通常はMP3、AAC、FLACなどのフォーマット)を抽出します。このプロセスにより、音楽CD上の音楽がデジタルフォーマットで保存され、コンピュータや携帯デバイスで再生できるようになります。

DVDやBlu-rayディスクから映像をリッピングする場合もあります。これにより、DVDやBlu-rayディスク上の映像をデジタルファイルとして保存し、コンピュータや他のデバイスで再生、編集、共有することができます。

ただし、リッピングは法的な制約によって制限されることがあります。著作権法やデジタルミレニアム著作権法(DMCA)などの法律によって、ディスクメディアからのコンテンツの複製が規制される場合があります。したがって、リッピングを行う際には、関連する法律や規制を遵守することが重要です。

市販CDをパソコンに取込む(リッピング)の方法

1.CDをドライブに入れてWindowsMediaPlayerを開きます。

2.音声形式の指定は「取り込みの設定タブ」の「その他オプション」から選ぶ。

3. 音声形式を指定する場合は「音楽の取り込み」タブをクリック。取り込みの設定を「MP3」に指定する。

4.「CDの取り込み」をクリック

5.チェックボックスに✔を入れ「OK」を押す。


6.ライブラリに順次取り込んでいくので、取り込みの状態で取込が完了することを確認

7.取り込んだ音楽ファイルの場所を開きMP3になっていることを確認。

8. 手順7で取り込んだMP3を、CDに書き込みめれば成功です。

音声ファイルの種類

WAVファイル

無圧縮の音楽データ。音楽CDはこれで記録されていることが多い。
容量が大きく、CD1枚あたり=約1時間で600MBにもなる。データの劣化はない。

MP3ファイル

音楽の圧縮形式の1つでもありMPEG規格の中の音声圧縮形式の1つ。
Wavに比べデータが劣化している。
よほど耳が良いか、良い再生装置を使っているとかでない限り、差はわからない。
CD1枚あたり、Wavに比べて約10分の1の60MBに圧縮できる。(設定によって異なる)
AVI系動画の音声部分として使われていることもある。対応している機器が多いので利用しやすい。

WMAファイル

音楽の圧縮形式の1つ。MicroSoftが作成した形式。WMVの音声部分にも使われている。
MP3より高音質とされMP3と同じようにデータは劣化する。
同様に、設定にもよるがWavを10分の1程度くらいに圧縮できる。
MP3ほどではないが対応している機器もあるので、利用しやすい。

CDAファイル

市販の音楽用CDをエクスプローラーなどで開くと、拡張子が.cdaとなっているファイルが表示される。CDAファイルはファイルサイズ1KBを見てわかるように音声ファイルそのものではなく、CD内の音声トラック情報を記述してるindexファイルになる。よってCDAファイルをそのままコピーしてもCD内の音声データコピーをすることはできない。市販CDの音声データをパソコンに取り込むにはWAVやMP3などの音声ファイルに変換する必要がある。
CDやDVDなどの音声・動画データをパソコンに取り込むことをリッピングと呼ぶ

その他の音声拡張子

下記の記事のようなメーカー固有のソフトでないと再生できない音声ファイル(拡張子)もあります。

コピーした音楽ファイルが再生できないなど、取り込む際に困ったら参考にしてみてください。cdaファイルをコピー出来るように変換してしまえばスマホやiPhoneに保存しても聞くことが出来るので便利です。

それではー!

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なお
フルスタックエンジニアを目指すサラリーマン。インフラ、WEBを中心に色んなIT関連情報に手を出したいと思います。
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POSTED COMMENT

  1. blommorna より:

    すごーく助かりました!
    どうしてなのかも自分がどうすれば良いのかもわかりました。どうすればいいのか途方に暮れていましたがぱああっと光がさしました。
    ありがとうございました!!

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