こんばんは!本日は、コマンドプロンプトの標準コマンドに別名をつけられる設定方法のメモになります。通常だとWindowsで決められたコマンド(dirやcdなど)を使用してWindowsコマンドを入力します。
コマンドプロンプトのコマンドが長いと覚えられなかったり、コマンド名を変えたい時に使えます。別名で短いコマンドにしてしまいましょう。
目次
コマンドプロンプト 別名コマンド作成
コマンドプロンプトで自作コマンドを作成するにはDosKeyというコマンドを使います。
コマンドマクロを登録する
Doskeyの設定
doskeyコマンドを使って、コマンドマクロを登録する方法です。
コマンドマクロとはエイリアス(別名)のことです。構文は下記になります。
doskey マクロ名=コマンド
例えば「dir /s」というコマンドに対して「ls」というコマンドマクロを設定するには次のように入力します。
doskey ls=dir /s
これで「dir /s」に対して「ls」というコマンドマクロが登録されました。
以後コマンドプロンプト上で「ls」と入力すると「dir /s」が入力されたのと同じように実行します。
コマンドマクロの一覧を参照する
現在登録されているコマンドマクロの一覧を確認します。
一覧を表示するには「/macros」オプションを使用します。
doskey /macros
これで登録したコマンド名を忘れても参照が出来ます。
コマンドマクロの削除をする
登録したコマンドマクロを削除するには次のように入力します。
doskey マクロ名=
既に登録されているコマンドマクロ名に対して上記のように入力することでコマンドマクロを削除できます。
例えば「tree=tree /f」として登録したコマンドマクロを削除するには次のように入力します。
doskey tree=
登録したdoskeyコマンドを保存する
doskeyコマンドは別名を登録しても、コマンドプロンプトを閉じると情報が消えてしまいます。
コマンドを記憶させたい場合は次のように入力します。
doskey /macros > C:\dos.txt
doskey の登録したマクロを、リダイレクトでC:\dos.txtに出力します。
doskeyコマンドを読み込み再利用する
doskey /macrofile= C:\dos.txt
登録したマクロを読み込むことにより再利用が出来ます。
これで色々なコマンドをエイリアス(別名)にして、楽しめます。それではー!
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