こんばんは！本日は、自分のグローバルIPアドレスの調べ方になります。普段パソコンを使用している人ならIPアドレスという言葉を聞いたことがあるかもしれません。しかし、自分のパソコンに割り振られているIPアドレスはプライベートIPアドレスというものになります。
グローバルIPアドレス プライベートIPアドレス 違い
グローバルIPアドレス
「グローバルＩＰアドレス」はインターネットを使用する際に割り振られるＩＰアドレスです。グローバルIPアドレスは、インターネット上で一意である必要があります。これは、インターネットサービスプロバイダ（ISP）によって割り当てられ、グローバルに一意な範囲のIPアドレスを使用することができます。
グローバルIPアドレスは、インターネット上でデバイスが特定されるため、ウェブサーバ、メールサーバ、クライアントデバイスなど、さまざまなネットワークデバイスに割り当てられます。
プライベートIPアドレス
「プライベートIPアドレス」は社内LANなどで自分のパソコンやプリンターなどで割り振られるIPアドレスです。コマンドプロンプトのipconfigコマンドで表示されるＩＰアドレスはプライベートIPアドレスです。
プライベートIPアドレスは、プライベートネットワーク内でのみ有効なIPアドレスです。ホームネットワークや企業内のイントラネットなど、限られた範囲内でデバイスを識別するために使用されます。一般的にルーターによって自動的に割り当てられます。
プライベートIPアドレス/グローバルIPアドレスに変換することによりインターネット上で一意のアドレスが使用できます。プライベート/グローバルに変換するのはルーター機器等で変換します。
グローバルIPとローカルIPの関係は、ネットワークアドレス変換（NAT）という技術によって確立されます。NATは、ローカルネットワーク内のデバイスがグローバルネットワークと通信する際に、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する役割を果たします。
グローバルIPアドレスの調べ方
プライベートIPアドレスはコマンドプロンプトからipconfigコマンドを打てば調べられます。グローバルIPアドレスはインターネット上で調べることが出来ます。調べるサイトは「CMAN」というサイトを開けば即時にグローバルIPアドレスを確認できます。
下記は、CMANの画面例です。
ページを開き「あなたの利用しているアドレス」で自分の使用しているグローバルIPアドレスがわかります。中小企業内ではたくさんのパソコンがインターネットに接続されていますがルーターのNAT/NAPT変換でインターネットに接続されているためグローバルIPアドレスが同じになります。(例外を除く)
さらにCMANではPINGやNSLOOKUPやＤＮＳチェックが可能です。インフラエンジニアやネットワークエンジニアは必要になってくる場面が増えてくるはずです。
グローバルIPアドレスのまとめ
グローバルIPアドレスはインターネット上のデバイスを識別するための一意のアドレスであり、ISP（インターネットサービスプロバイダ）によって割り当てられます。一方、プライベートIPアドレスはプライベートネットワーク内のデバイスを識別するためのアドレスであり、ルーターによって割り当てられます。
- グローバルIPアドレスは、インターネット上のデバイスを識別するための一意のアドレス
- グローバルIPアドレスは、ISP（インターネットサービスプロバイダ）によって割り当てられる
- プライベートIPアドレスはプライベートネットワーク内のデバイスを識別するためのアドレス
- プライベートIPアドレスはルーターによって割り当てられる
- NATはプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する役割
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスがルーターのNATという技術によって通信が確立されていると解っていただけると幸いです。それではー！
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