こんばんは!ホームページなどで使用されているHTMLファイルなどは知っている方は沢山いるかと思います。ですがHTAファイルは、馴染みのない方もいるかもしれません。HTAで簡易アプリケーションを作成したので備忘録です。
HTAファイルとは?
HTAは、HtmlApplicationの略。ダイナミックHTML(DHTML)の機能を利用して、Windows向けアプリケーションを作成する技術のこと。 HTML を作成する感覚で作成が可能でありHTA独自のタグを使い細かなスタイルも指定できます。
VBScriptやJavaScriptの埋め込みも可能でWindows簡易アプリケーションとして使用できます。
HTAメニュー実行画面
HTAで作成した簡易メニューアプリケーションです。下記のような画面が作成できます。メニューの名前をクリックすると指定のサイトへとびます。
HTAメニューのコード
HTAメニューのコードは、下記になります。コードの中身はHTMLとCSSのコードで書いております。JavaScriptは画面の位置、画面サイズで少し使用しています。下記コードをコピペしてテキストファイルに貼り付け拡張子 .hta で保存すれば完成です。
<HTA:APPLICATION
APPLICATIONNAME=”menu”
BORDER=”thin”
BORDERSTYLE=”normal”
CAPTION=”yes”
CONTEXTMENU=”no”
ICON=”Hicon.ico”
ID=”Yes”
INNERBORDER=”no”
MAXIMIZEBUTTON=”no”
MINIMIZEBUTTON=”yes”
NAVIGABLE=”no”
SCROLL=”no”
SCROLLFLAT=”yes”
SELECTION=”no”
SHOWINTASKBAR=”no”
SINGLEINSTANCE=”yes”
SYSMENU=”yes”
VERSION=”0.1″
WINDOWSTATE=”normal”
/>
<html>
<head>
<title>HTAメニュー</title>
<script type=”text/javascript”>
window.moveTo(24,24);
window.resizeTo(240,240);
</script>
<style type=”text/css”>
body{
margin:0px;
padding:0px;
}
div{
height:41px;
background-image:url(“blue.png”);
color:#FFF;
font-family:Meiryo UI;
font-size:18px;
margin:0px;
padding:0px:
padding-left:40px;
text-align:center;
line-height: 40px;
}
a {
text-decoration: none;
}
a:link { color: #ffffff; }
a:visited { color: #ffffff; }
a:hover { color: #00ff00; }
a:active { color: #00ff00; }
</style>
</head>
<body>
<div><a href=”http://google.com”>google</a></div>
<div><a href=”http://yahoo.co.jp”>yahoo</a></div>
<div><a href=”http://goo.com”>goo</a></div>
<div><a href=”http://bing.com”>bing</a></div>
<div><a href=”https://Youtube.com”>Youtube</a></div>
</body>
</html>
HTA作成に必要なファイル
HTAファイルは上記のコードをメモ帳に貼り付け.htaと保存することで作成が可能です。他にデザイン装飾するものとして下記のファイルが必要になります。
- HTAファイル(.hta)
- アイコンファイル(.ico) コードでICON=”Hicon.ico” と指定
- 背景画像(.png) コードでbackground-image:url(“blue.png”);と指定
HTAは、JavaScriptやVBScriptが使用できる方なら更に便利なアプリケーションが作れます。なじみのない方もWindowsのメモ帳さえあれば作成できるので作ってみてはいかがでしょうか?
それではー!