こんばんは、今回はファイル検索コマンドの紹介です。WindowsVista以降に登場したWindowsのコマンドです。
ファイルの文字列を検索する場合は、コマンドプロンプトからfindコマンドやfindstrコマンドを使用する方法があります。こちらは以前から良く使用していたのですが、ファイルを検索するwhereコマンドというのを最近知りました。
Windowsファイル検索コマンドの備忘録になります。
whereコマンド 使い方
ファイルを検索するにはwhereコマンドを使用します。whereコマンドはファイル名が思い出せない場合は正規表現(*)を使って検索が可能です。
①コマンドプロンプトを開き、cdコマンドで検索したいフォルダまで移動します。(例:Administratorのデスクトップ)
cd C:\users\Administrator\Desktop
②下記のコマンドを打ちます。(.xlsxファイルを検索時)
C:\Users\Administrator\Desktop> where “*.xlsx”
③結果の例としては下記の応答が返ります。C:\Users\Administrator\Desktop 内にある*.xlsxファイルを検索し表示します。
C:\Users\Administrator\Desktop\テスト.xlsx
C:\Users\Administrator\Desktop\ネットワーク図.xlsx
C:\Users\Administrator\Desktop\計算.xlsx
このようにファイルを検索したい場合に便利なコマンドです。
whereコマンド オプション
上記だとカレントディレクトリ(現在のフォルダ) 上のファイルしか表示しませんが、オプション /Rを使うことでフォルダ配下全てを検索し表示します。
/R 指定したパターンに一致するファイルを、指定したディレクトリから 開始して再帰的に検索し表示します。
構文例: where /R 指定するディレクトリ “検索するファイル名”
where /R C:\Users\Administrator\Desktop “*.xlsx”
ファイル検索に便利なコマンドなので使用してみましょう。慣れたらWindowsのエクスプローラーを使うよりも検索のスピードも早いと思います。それではー!
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