こんばんは、今日はこんな質問を受けました↓
「Word文書で印刷すると表の一部の罫線が消えてしまう」
そんなことあるんかい!?と思ってしまいました。その対応をした時の内容です。
Word印刷すると線が消える
私は、そんなことあるのかと現場を見に行きました。すると確かに対象のWord文書を見てみると表の罫線はきちんと表示されていました。
印刷プレビューで見ても罫線が消えている様子はなく問題なかったです。
しかし、印刷をかけてみると表の一部の罫線が所々消えておりました。
「なぜだ!?」
と思い、プリンタの設定等を見てみました。
印刷時の解像度
対処方法として閃いたのが、印刷時の解像度です。
「解像度」とは、画像の密度のことです。
解像度の単位が「dpi」というものになります。
「dpi」は「dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で、
1インチ内にどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。
その印刷時の設定で気になったのが画質の鮮明さを表す「解像度」でした。
表の罫線は、細い線が描かれているだけなので文字のフォントや文字数によって印刷してしまうと消えてしまうんじゃないかと思いました。
印刷設定の高精細文字/線
プリンタや複合機は沢山のメーカーから販売されています。富士ゼロックスや富士通やリコーなど様々な機種がありますが、大抵の機種には印刷設定で「標準」「高解像度」「高精細」などのモードがあります。
下記は富士ゼロックス製の複合機で印刷設定を変更したときの手順です。
①Word印刷でプリンターを選択して「印刷」ボタンを押す前に、印刷したいプリンターの「プロパティ」をクリックしましょう

②大抵のプリンターには「グラフィック」タブがあると思うので選択します。(画像はFujiゼロックスの印刷設定です)

③印刷モードで「標準」「高画質」「高精細文字/線」が選択出来るので「高精細文字/線」を選択しましょう。

④印刷すると表示されなかった罫線が表示されて印刷出来るようになるはずです。
私も「高精細文字/線」で印刷することにより問題なく解決できました。
罫線が印刷出来ない時のまとめ
Word文書によっては、印刷時に高解像度にしないと線が表示されないので、もしそのような事象が発生したら印刷時の「解像度」を気にしてみてみましょう!
それではー!