こんばんは!本日はインストールして簡易的な設定で様々なサーバーとしての役割をこなせるソフト「ブラックジャンボドッグ」のご紹介です。このソフトは、FTPサーバー、WEBサーバー、DHCPサーバー、メールサーバー、DNSサーバーなどの多機能な役割をこなせるソフトです。
ブラックジャンボドッグをパソコンにインストールすればネットワークの検証の幅が広がります。ネットワーク機器の設定が終わった後にパソコンに接続すれば、応答確認結果などが確認でき検証にも役たちます。
今回はブラックジャンボドッグを使用したFTPサーバーの設定を行ないます。FTPサーバーのFTPとは File Trancefar Protcol と呼ばれ文字通り、ファイルを転送するための決まり事です。FTPサーバーを建てることで異なるパソコン間のファイルの送受信のやり取りが容易に出来ます。
BJDインストール~設定方法
①窓の杜でBlackJumboDogを検索 > 窓の杜からダウンロード をクリック

②ダウンロードしたソフトをダブルクリックします。

③インストール画面が開くので「次へ」をクリック

④インストール先のフォルダに変更等なければ「次へ」をクリック

⑤「インストール」をクリック

⑥下記のインストール画面になります。

⑦「完了」をクリック

⑧これでインストールが完了しました。
FTPサーバー設定方法
まず初めにFTPサーバー用フォルダをデスクトップに作成します。このフォルダはFTPサーバーのホームフォルダの為に作成するフォルダになります。任意の名前をつけてフォルダを作成しましょう。

①スタート > メニューから「Sapporo Works」 > 「Lanch BJD」をクリックする

②オプション > FTPサーバーを選択

③FTPサーバーを使用するにチェック をするとFTPサービスが起動します。

④FTPサーバーを使用するに☑を入れると各種設定が表示されます。「基本設定」タブ> IPv4アドレスを入力 > インストールした端末のIPアドレスを打ちます。

⑤「利用者」タブを選択し下記の設定を入力した後に、「追加」をクリックします。
- ホームディレクトリ: 最初に作成したFTPサーバー用フォルダ
- ユーザー名: 任意のユーザー名
- パスワード: 任意のパスワード

⑥「ACL」タブをクリック > 指定したアドレスからのアクセスのみを禁止するにチェックを入れます。「OK」ボタンを押しFTPサーバーの画面ウインドウが閉じます。

以上で設定の完了です。
ブラックジャンボドッグのFTP設定 まとめ
ブラックジャンボドッグは簡易的にFTPサーバーの設定が出来る便利なソフトです。FTPサーバーの設定が完了したら、FTP接続ソフトを使用して設定したFTPサーバーにアクセスできるか試してみましょう。下記の記事は「WinScp」というftpソフトの接続方法です。
FTP接続ソフト等を使用し、実際にアクセスすることでログも表示されるのでログを確認しながら検証するとより良い検証が可能になるでしょう。
それではー!