こんばんは!本日はファイルの作成日時や更新日時を変えるためのPowerShellコマンドをご紹介いたします。作成日時・更新日時は基本的には過去の日時に戻すことは出来ませんが、PowerShellのコマンドで変更することが可能となっています。
目次
ファイルの作成日時・更新日時を変えるコマンド
まずはファイルの基本情報から確認します。
①対象ファイルを右クリック > プロパティ
②プロパティ画面で「詳細」タブを開くと、作成日時と更新日時が確認できます。
- 作成日時 2022/04/03 0:07
- 更新日時 2022/04/03 0:07
ファイルの作成日時変更方法 PowerShellコマンド
PowerShellコマンドによるファイルの作成日時変更コマンドは下記になります。
Set-ItemProperty ファイル名 -Name CreationTime -Value “日時“
①PowerShellを開き対象ファイルのあるカレントディレクトリへ移動し、下記のコマンドを打ちます。(対象ファイル名:Book1.csv)
Set-ItemProperty .¥Book1.csv -Name CreationTime -Value “2015/07/01 15:30”
②ファイルの作成日時を確認すると”2015/07/01 15:30”に変更されているのが確認できます。
ファイルの更新日時変更方法 PowerShellコマンド
PowerShellコマンドによるファイルの更新日時変更コマンドは下記になります。
Set-ItemProperty ファイル名 -Name LastWriteTime -Value “日時“
①PowerShellを開き対象ファイルのあるカレントディレクトリへ移動し、下記のコマンドを打ちます。(対象ファイル名:Book1.csv)
Set-ItemProperty .¥Book1.csv -Name LastWriteTime -Value “2020/02/02 10:00”
②ファイルの更新日時を確認すると”2020/02/02 10:00”に変更されているのが確認できます。
ファイルの作成日時・更新日時を変える方法 まとめ
ファイルの作成日時・更新日時を変える他の方法としては、Windowsの日時自体を変更して、ファイルを作成or更新することで強制的に変更することが可能です。
ファイルの作成日時や更新日時は滅多に変更することはないと思いますが、いざ必要になった場合は下記の2つのコマンドで変更が可能です。
- Set-ItemProperty ファイル名 -Name CreationTime -Value “日時“
- Set-ItemProperty ファイル名 -Name LastWriteTime -Value “日時“
下記の記事ではバッチファイルからPowerShellを起動する方法をご紹介しておりますので見てみてください。それではー!