こんばんは!本日は今話題のメタバースという言葉について調べてみました。最近では、Facebookが社名を「Meta」に変更して、「メタバース」が更に注目が集まるようになってきました。メタバースって一体なんなの?と調べているうちに記事になりました。一緒に最先端の「メタバース」について理解してもらえると嬉しいです。
メタバースとは?
メタバース(metaverse)は、直訳すると英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた言葉になります。メタバースとは、オンライン上で構築された人が活動することが出来る仮想空間となります。
なぜメタバースが注目されている?
最近では、世紀の大発明と呼ばれるブロックチェーンを基盤にしたメタバースが次々開発されております。
「メタバース」という言葉が加速している理由が下記の3つになります。
①仮想空間の進化
現在では仮想空間をより充実させる技術が進化しています。その中には端末のハイスペック化やインターネットの高速化があります。近年高度化しているVR技術も進歩したため、デジタルの世界がより現実へと近づき仮想空間が身近になっています。メタバースのパイオニア的存在の「セカンドライフ」が衰退した理由は、スマートフォンもVRというの無い時代でした。現在では、様々なデバイスも発表され追いついてメタバースを飛躍する環境が整っています。
②経済活動の発展
仮想空間内で行われる経済活動をするための技術の発展です。
これまでも仮想空間ゲーム内で流通している通貨で売買し、それを現実の通貨に換金するといった手法はありました。しかし以前よりも高度で安全な経済活動が注目されています。
なぜ高度で安全な経済活動が出来るのかというとNFTの登場によるものです。
NFTとは「非代替性トークン(non-fungible token)」の略で、ブロックチェーン上に構築されるデジタルデータの一種です。ブロックチェーン技術を利用しているため、暗号通貨と同じように取引や送金などに関する記録を改ざんすることが難しいのです。NFTを利用することで、唯一無二のデータを確保し安全に所有して売買できます。
NFTが登場しデジタルデータ(アート作品)の巨額取引が行われており最近の話題となっております。
NFTによって仮想空間内の取引が安全なものになれば、さらに多様な用途でメタバースが使えるようになる。メタバース内のNFTを売買すればマネタイズすることができます。
③コロナ過による生活の変化
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、緊急事態宣言、まん延防止で旅行やイベント等で外出をする機会が圧倒的に減りました。現実世界のイベント開催やお祭りなどは中止されています。そんな中現実に近いイベントをバーチャルで開催可能な空間としてメタバースが期待されています。仮想空間上で可能なことが増えると感染症の抑制にもつながります。
新型コロナはしばらく続きそうで企業のメタバースへの参入や投資も増えていきます。
ブロックチェーン上のメタバースには、ファッションブランドなど様々な業界から企業が参入し注目を集めています。
メタバースの使用例
メタバースという言葉が一人歩きしているようですが、実際にメタバースってどういうときに使うのか使用例をご紹介します。
オンラインゲーム
現在、もっともメタバースが進んでいるのがオンラインゲームになります。土地を購入したり建物を建てたりする「マインクラフト」や「サンドボックス」などが有名です。ゲームでありながら仮想空間上で仲間と集まることが可能です。ゲーム内でアバターのコスチューム販売や土地を購入したりすることも出来てより現実世界に近いオンラインゲームとなっています。
アバターによる交流
物理的に距離の離れた人や会社が、仮想空間上で会うことが出来れば会議や出張、見学などが容易になり時間も交通費も節約されビジネスの効率化につながります。
会議や共同作業
現在でもリモート会議は頻繁に行われていますが資料の共有と会話くらいになるでしょう。メタバースなら会議以外にもWeb上で完結する作業なら臨場感を持って共同作業が可能になります。
バーチャルイベントの充実
コロナ過による影響で現実のイベント中止されているため仮想空間であればバーチャルイベントが開催できます。仮想空間の中で臨場感を持って自宅でイベント体験が可能となります。
バーチャル百貨店での買い物
最近話題となった「バーチャル伊勢丹」です。バーチャルの伊勢丹を歩くことが出来て実際に買うときはECサイトへと接続し商品を購入することが出来ます。メタバース利用者が将来的に増えれば実店舗と違うもう1つの店舗としても売り上げを伸ばすことも可能となります。
メタバースとは? まとめ
よく聞く言葉だけど解りにくかった「メタバース」について概要は理解できたでしょうか。なるべくかんたんにまとめたものが下記です。
- 英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた言葉
- オンライン上で構築された人が活動することが出来る仮想空間
- NFTによる仮想空間での経済活動の活性化
- コロナ過による外出が減り、仮想空間でのイベントが注目
- 仮想空間内での土地やアイテムの売買可能でマネタイズが可能
- 物理的に距離が離れていても仮想空間上で会い共同作業が可能