こんばんは!前回Windowsサーバーでファイルサーバーのインストール手順を書きました。
今回は、ファイルサーバーリソースマネージャーでクォータの設定をする方法です。
ファイルサーバー クウォータの設定方法
クォータとは?
共有サーバー上のフォルダに制限をかけることの出来る機能です。
この機能によりディスクを共有するユーザーが、設定以上の領域を使用しようとすると、それ以上のディスクの使用が不可になったり、警告が表示されイベントログが記録できます。
クオータとは、マルチユーザー機能によって、複数のユーザーが特定のコンピューターのディスクを共有している際に、各ユーザーごとに割当られるディスク容量の上限のことである。 従来であれば、ディスクを共有する際に、特定のユーザーだけが多くのディスク領域を使用していた場合、それを管理することは実質的には不可能であったが、クオートを用いることで、あらかじめ、使用を許可するディスク領域を設定することができる。
引用元: https://www.sophia-it.com/content/quota
クォータの設定方法
①Windowsサーバーでファイルサーバーリソースマネージャーをクリックします。
②下記の画面が開くので、左ペインから「クォータの管理」>「クォータ」を選択します。右ペインから「クォータの作成」をクリックします。
③クォータの作成画面から クォータのパスで「参照」をクリックします。
④参照したい共有フォルダを選択し「OK」をクリックします。下記では「共有フォルダ192.168.179.3」を選択。
⑤「カスタムクォータのプロパティを定義する」にチェックを入れ、「カスタムプロパティ」をクリックします。
⑥説明、制限値を設定したい値に制限します。通知が必要な場合は、通知のしきい値の「追加」をクリックします。通知の必要がない場合は手順⑧へ
⑦しきい値の追加画面が開きます。使用率のパーセンテージや通知の方法を設定していきます。
⑧「OK」をクリックします。
⑨設定した各値を確認して問題なければ、「OK」をクリックします。
⑩下記の画面が開きます。テンプレートとして今後も同じような設定をする場合は下記のようにテンプレート名を入力し「OK」をクリックします。
※この画面を表示させたくない場合、□今後テンプレートとして保存するメッセージを表示しないにチェックします。
⑪下記のようにクォータが設定されて完了となります。制限値や使用率が一覧として管理ができるようになります。
⑫これでクォータの作成が1つ出来たので、複数作成したい場合は①から⑪を繰り返して共有サーバーの使用率の監視が出来ます。
ファイルサーバーの容量が超過してパンクしてしまわないように、クォータの設定で各共有フォルダに制限をかけて調整しましょう!それではー!
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