こんばんは!Windows標準機能で搭載の便利なタスクスケジューラーをご紹介いたします。タスクスケジューラーは決まった時間(毎日7時)など設定した間隔で自動で処理が実行できるようになるプログラムです。
今回はタスクスケジューラーの設定をご紹介します。
タスクスケジューラー 設定方法
タスクスケジューラーは下記の方法で設定画面を開くことが出来ます。
「管理ツール」から開く方法
「ファイル名を指定して実行」から開く方法
タスクスケジューラーを開く方法①
管理ツール タスクスケジューラー
「Windowsキー」を押下 > Windows管理ツール > タスクスケジューラーをクリックします。
タスクスケジューラーを開く方法②
ファイル名を指定して実行 タスクスケジューラー
1.「Windows」キーを押しながら「R」キーを押すと下記の画面が表示される
2.taskschd.mscと入力し「OK」を押す
タスクスケジューラーの設定方法
タスクスケジューラーを開く方法がわかったら設定方法になります。今回の例は午前1:00にバッチファイルのプログラムを実行する設定方法の紹介です。
①タスクスケジューラー設定画面が開いたら右ペインの「タスクの作成」をクリックします。
タスクスケジューラー 全般タブ
必要情報を入力していきます。赤枠に情報を入れていきます。下記は例になります。
- 名前: バッチファイル実行
- 説明: 毎日決まった時間にバッチファイルを実行します
- 実行タイミング: ユーザーがログオンしているか同課に関わらず実行する
- 権限: 「最上位の特権で実行する」にチェックをつける
最上位の特権にチェックを付けた方が失敗することが少ないのでつけておきましょう。
タスクスケジューラー トリガータブ
①下記の画面が開きます。「新規」をクリックします。
②必要情報を入力して設定が終わったら「OK」を押します。
- タスクの開始: スケジュールに従う
- 設定: 毎日 1:00
タスクスケジューラー 操作タブ
①下記の画面が開きます。「新規」をクリックします。
②下記の赤枠に情報を入力したら「OK」を押します。
- 操作: プログラムの開始
- プログラム/スクリプト ”実行したいプログラムファイルがあるパスを指定”
タスクスケジューラー ユーザーアカウント情報
タスクスケジューラーを設定したとき、権限等の確認画面が表示されることがあります。もし表示された場合は「ユーザー名」と「パスワード」を入力後「OK」をクリックして完了しましょう。
タスクスケジューラー 準備完了
上記の必要最低限の入力が終わると 状態が「準備完了」となります。トリガーに次回の実行時刻が記載されます。
タスクスケジューラー実行中 画面
作成したタスクスケジューラーの実行画面になります。1:00になると指定していたプログラム(青画面)が定刻どおりに起動しました。
タスクスケジューラー設定方法 まとめ
タスクスケジューラーを設定するのは意外と簡単です。メニューやタブが多いため設定がめんどくさそうですが必要なところだけ入力してあとは無視しましょう。もし設定どおりに動かなかったらまた見直して修正すれば何回でもチャレンジできます。
- 最低限の設定は「全般」「トリガー」「操作」を設定する
- ユーザーがログオンしているかどうかに関わらず実行する
- 「最上位の特権で実行する」にチェック
バッチファイル等のプログラムを作成して、タスクスケジューラーと組み合わせれば自動化で動くWindowsになります。是非、活用してみてください。他にも参考ページはたくさん公開されていますので一度調べると便利になります。それではー!