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コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方

こんばんは!今回はWindowsのコマンドプロンプトでリモート接続するTelnetクライアントの接続/使い方の備忘録になります。

コマンドラインで接続する方法といえば、TeraTarmなどのリモート接続ソフトを使用してSSH接続Telnet接続で接続するのが一般的ですがWindowsコマンドプロンプトからTelnet接続する方法をご紹介です。

Telnet 接続方法 使い方

telnetはネットワークに接続された機器を遠隔で操作するために使用するコマンドです。
自席にいながら遠隔のマシン室にあるサーバ、ルータ等の機器をパソコン上で操作できます。

Telnet接続条件

下記はTelnet接続の前提条件になります。

  • 機器同士の通信が互いに通ること
  • 接続元のWindows端末でtelnetクライアント機能が有効になっていること
  • 接続先のサーバーやルーター等でtelnetサーバー機能のサービスが有効になっていること

最近のWindowsではTelnetクライアント機能がデフォルトで無効になっています。WindowsXPまではデフォルト設定でTelnetが使用できたみたいですが、WindowsVista以降のOSはtelnetクライアント機能を有効にしないと使用できません。

デフォルト設定だと、下記のようにtelnetコマンドを打ってもエラーになってしまいます。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方
Telnetクライアント機能が無効の場合

TelnetクライアントがTelnetサーバーに接続する際は、宛先ポート番号にTCPポート23番を使用します。TCPポート23番がWindowsファイアウォールやウイルス対策ソフトで止められている場合もあるので、接続出来ない場合は無効にして切分けをしてみましょう。

Telnet 有効化方法

①Windowsスタート > コントロールパネル > プログラムと機能

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方
コントロールパネル

②左ペインから Windowsの機能の有効化または無効化 をクリックします。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方
プログラムと追加と機能画面

Telnet Clientのチェックボックスにチェックをつけて「OK」をクリックします。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方
Telnet Clientのチェック

※WindowsServerだと上記の画面表示と若干異なりますが、同様にTelnet Clientのチェックをして機能を有効化にしましょう。

④下記の画面が表示されたら有効となります。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方
機能有効化の完了画面

⑤コマンドプロンプトを開き Telnet と打つと下記の画面が表示されます。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方

openと打ちます。その下の行に(to)と表示されるのでサーバー名またはIPアドレスを打ちます。表示が接続中になります。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方

⑦接続先のログイン情報が求められるので、IDとパスワードを入力しリモート接続完了です。

コマンドプロンプト Telnet 接続方法 使い方

telnet接続のまとめ

telnet接続は便利なコマンドですが、セキュリティ的には暗号化されておりません。暗号化された接続方法はSSHなのでSSHを使用する場合はTeraTarmなどのソフトを使い接続をしましょう。

Telnet接続できない場合は再度下記の確認をしましょう。

  • 接続元のTelnet機能の有効化
  • 接続先のTelnetサービスの有効化
  • セキュリティソフト、ファイアウォールで止められていないか

それではー!良ければ過去記事も見てみてください↓

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