Windows の起動時間やシャットダウン時間は、イベントログに正確に記録されています。

この記事では、Windows 標準機能である「イベントビューアー」を使って、

・起動した時刻
・シャットダウンした時刻

を確認する方法を、手順付きでわかりやすく解説します。

システムエンジニアであれば、メンテナンス作業や停電対応、不具合対応などで
Windows サーバーを再起動・シャットダウンする機会があると思います。

しかし、
「何時に再起動したかメモし忘れた」
「どのサーバーをいつ停止したか分からなくなった」
という経験は一度はあるのではないでしょうか。

そのような場合でも、イベントログを確認することで起動・シャットダウン時刻を正確に調べることができます。

対象環境

・Windows 10
・Windows 11
・Windows Server 2016 / 2019 / 2022

(基本的にイベントビューアーが使える環境であれば同様に確認可能です)

確認できるイベントID

イベントID内容
6005起動(イベントログサービス開始)
6006正常シャットダウン
6008異常終了
7001高速スタートアップ時の起動
7002高速スタートアップ時のシャットダウン

起動時間・シャットダウン時間の確認手順

Windowsのシャットダウンや起動はイベントログとしてログに記録されます。その確認方法が下記になります。

①スタート > コントロールパネル > 管理ツール > イベントビューアー

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法
管理ツール イベントビューアー

②クリックすると下記の画面が開きます。左ペインのWindowsログ > システム を開く

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法
Windowsログ システム画面

③システム画面の下記の赤枠に数値が並んでいるイベントIDを確認する。

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法
イベントIDの確認

④この数値を見てWindowsの起動やシャットダウンのログが解るので下記のイベントIDを探しましょう。

  • 6005 起動
  • 6006 正常シャットダウン
  • 6008 正常ではないシャットダウン
  • 6009 起動時にブート情報を記録
  • 1    スリープ状態になったとき
  • 42  スリープ状態から復帰
  • 12  OS起動時
  • 13  起動(ログオン)
  • 7001  起動 (ログオン) ※
  • 7002  シャットダウン (ログオフ) ※

⑤イベントID を選択し確認することで、いつ起動・停止したかが分かります。

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法

注意点

・高速スタートアップが有効な場合、スリープ扱いとなる為6005と6006は記録されない。イベントID 7001 / 7002 が記録されることがあります。

・電源断などの異常終了時はイベントID 6008 が記録されます。

・ログが古い場合、上書きされて消えている可能性があります。

 (例:イベントID 7036 の行を選択した場合)

イベントビューアーフィルターのかけ方

シャットダウンから時間が経過している場合、大量にイベントIDが出力されているので対象のイベントIDを探すのにも一苦労するかと思います。そんな時はフィルターをかけ検索を楽にしましょう。

①画面の右ペインから「現在のログをフィルター」を選択します。

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法
現在のログをフィルター

②下記、赤枠に対象のイベントIDを入力しOKします。(イベントIDはカンマで区切ります)

イベントIDの入力

③フィルターされた状態で対象のイベントIDのみ抽出されます。

Windows起動時間とシャットダウン時間を調べる方法
フィルター抽出されて表示

これでたくさんのログの中からWindowsの起動・シャットダウン時間が探せ出せます。後から時間を調べるのにも便利なので使ってみてください。

まとめ

Windows の起動/シャットダウン時刻はイベントログで確認できる
・確認するイベントIDは「6005」「6006」
・障害対応や作業履歴の確認に便利

記録を取り忘れてしまっても、イベントログを使えばあとから正確な時刻を調べることができます。

運用管理やトラブル対応時に、ぜひ活用してみてください。

関連記事もあります👇
ドメイン内の端末を遠隔でシャットダウンする方法

ABOUT ME
なお
フルスタックエンジニアを目指すサラリーマン。インフラ、WEBを中心に色んなIT関連情報に手を出したいと思います。