こんばんは!バッチファイルで処理中のコマンドプロンプトを非表示にするためのVBSを作成した備忘録です。
バッチファイルなどを実行すると処理中は黒い画面が出ます。自分で作業するだけなら良いですがシステム管理者はパソコン利用者側に黒い画面処理を表示させたくない場合もあります。
そこで作成したのが、コマンドプロンプト非表示VBSです。さっそく作成方法を下記でご紹介です。
目次
バッチファイル処理中のコマンドプロンプト非表示にするVBS
①バッチファイル作成
1.メモ帳を開きます。
2.下記のコードをコピーします。
start http://www.google.com
3.メモ帳に貼り付けます。
4.名前をつけて保存します。(ファイルをバッチファイルとして保存)
5.バッチファイルの完成
6.バッチファイルを実行
バッチファイルクリック後、処理の間コマンドプロンプトが表示されます。この場合はhttp://www.google.comを開く命令をし一瞬で閉じますが、copyコマンドなどコマンド処理が長い場合は処理中ずっと表示されます。
この黒いプロンプト処理画面を非表示にしたい場合は、下記のVBS非表示バッチを作成します。
②コマンドプロンプト非表示 VBS作成
1.メモ帳を開きます。
2.下記のコードをコピーします。(指定のバッチファイル名はtest.bat)
Set ws = CreateObject(“Wscript.Shell”)
ws.run “cmd /c test.bat“, vbhide
3.メモ帳に貼り付けます。
4.名前を付けて保存します([ファイル名]拡張子はvbs [ファイルの種類]すべてのファイルを選択)
5.バッチ非表示VBSが完成です。
6.VBSをクリックすると、バッチ処理中は非表示する設定なので、黒い画面は表示されなくなります。
バッチ コマンドプロンプト 非表示VBS まとめ
システム管理者が社内でソフトのバージョンアップなどをしたい場合などに使えます。こっそりコマンドプロンプトなどで処理させてバージョンアップや処理を気づかれずにバックグランドで行ないたい場合は便利なvbsです。
もし使う機会があったら使ってみてください。それではー
↓下記は過去記事になります。