こんばんは!企業の情シス部門やヘルプデスクの人はサーバーへ複数人でリモートデスクトップ接続でサーバーへログインする機会が多いと思います。
リモートデスクトップ接続で1つのサーバーに接続した瞬間に他の作業者のセッションを奪って中断させてしまった事などは一度くらいはあるかと思います。その逆もあり下記のようにリモートセッションを奪われた事もあるかと思います。
リモートデスクトップ接続が奪われた画面は下記のような画面です↓
そんな時は「すみません、セッション奪っちゃいました。」って感じになります。何か良い方法はないかと思いサーバーでログインしている人を調べる方法を探しました。
Windwosサーバーではデフォルト設定だと1つのリモートデスクトップ接続のセッションとなっています。セッション数から確認したい方はこちら
Windowsサーバーにログインしているユーザーを調べる方法
パターン① タスクマネージャーから確認する場合
リモートデスクトップ接続でサーバーログインした後に、ログインユーザーの有無が確認できます。
タスクマネージャーを開き「ユーザー」タブを開きましょう。今ログインしているユーザーが解ります。状態が切断だとユーザーはログインしていない状態です。
パターン②qwinstaコマンドで確認する場合
パターン①だと、リモートデスクトップ接続後にしかセッション確認が出来ません。サーバーにリモートデスクトップ接続する前に、ログイン中のユーザーを確認したい!!
そんな時はコマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを打ちましょう。
qwinsta /server:WIN-AD
※対象サーバー名「WIN-AD」は例になります。サーバー名の代わりにIPアドレスでも大丈夫です。
サーバーログインしているユーザーがいる場合の表示
リモート接続が1台でコンソール接続している場合は、コマンドプロンプトの結果が下記のように表示されます。
「セッション名」はセッション方法。「ユーザー名」はログインしたユーザー名。「ID」はセッションID。「状態」がActiveだとログインしている状態、Discなら切断状態。
コマンドプロンプト結果から下記2つのユーザーがいることを確認できます。
- セッション名: cosole (サーバーに直接ログイン)
- ユーザー名: Administrator
- ID: 1
- 状態: Active
- セッション名: rdp-tcp#3 (サーバーにリモートログイン)
- ユーザー名: Administrator
- ID: 2
- 状態: Active
セッション名で「コンソール接続」しているのか「リモートデスクトップ接続」なのかわかります。
サーバーリモートセッションが切れている場合の表示
ユーザーAdministratorは2つありますが1つは状態がDiscになっています。
Discは切断されているということなのでリモートで接続しても誰かのセッションは奪いません。リモート接続して大丈夫です。
円滑に気持ちよく業務を進められるようにqwinstaコマンドを覚えていて損はないでしょう。情シス部門など1つのサーバーを複数人でリモートデスクトップ接続をする場合は使ってみると結構便利です
それではー!